*** Fixing Leather Body ***

D.D.、本当にすごいことになってきました。
今回はなんとブリュのボディのお直しです。




お直し前のアメリカに居た頃の姫様
腕は肩の部分がユラユラ状態。
腿はレザーでなく布で覆われていました。


以下、お写真と文章全てサランさんからいただきました。



背中をはがして 腕を取り出し 前だけ付いている状態です

上の写真をご覧いただきましたように左腕が少し長かったのです
恐る恐る右へ引っ張ると動きます
背中をあけて覗いてみるとボディの上に腕同士を縫い合わせて乗っています
このまま作業をすると前に皺が付いてしまいそうです
はがした皮と腕に入っていた折れたワイヤー
腿に布でリペアされていました
やっぱり 分離!腿の布を取ってみる

かなりな状態を見て 心臓がばこばこしてきてしまった 
うぅーー ど、どおしよー
しっかり付いていたボンドを 強引に外したために中の布が所々破れてました
中心に木の芯が入っていてヒップから腿につながっているみたいです
ボディの中に本で見たX線写真のようにあるはずのワイヤーが見当たりません

覚悟を決めた白雪ちゃん 結構すっきりして心なしか微笑んでます(えらい えらい♪)
右腕の内肘の両脇にかけてばんそうこうのような皮を上からべたっと張られていて 気になっていたので これも剥して詰め物を抜いて 中から皮をパッチしました

おが屑がまた出てくるといやなので 邪道ですがパンストを中に入れて その中に詰めなおしました(なかなか いい感じです)

左腕は折れたワイヤーが抜けなかったのでそのままにし新しいワイヤーを入れました

塚人さんのアドバイスでボディの詰め物を抜かずにすみました
新しい皮でカバー
出来上がり!同じような感じにコーヒーで汚しました

ボディにクリーナーで汚れおとしと油分を与えるために ごしごし塗りこみました    特に お尻はね



あまりにも手に汗握るお手術ですので、ここらでちょっと休憩・・・
どっちにしますか?



えっ・・・そんなものいらない?

・・・早く次へ進めと・・・

では再びサランさん登場です。








さあ、いよいよ腕とヘッドを戻します

こうして口が開いたままでした
でも、このまま戻すのは気持ちが落ち着かないので皮で上からカバー
ショルダー内から見たヘッドのジョイントです この緑のワイヤーが哀れな感じでしょ

でも さすがにここをさわって ぐらぐら頭はいやなのでこのままにしました
胸のラベルは前回のリペアの時にこのように切り離されていたため 今回も 思ったより この部分でてこずる事はありませんでした

出来た腕のワイヤーを木芯の横に入れてセット
   横一本のワイヤーでは左右の手が同時に動いてしまいます
   X線って素晴らしい!!
出来た腕をセットして中心で皮どうしを縫いとめました  ご覧のように このジュン4にたいして ブレベテのラベルです

でも せっかくのオリジナルなのでこのまま使わせて頂きました♪  
後ろの皮をはります

カチカチになっていたベイトも百均のコルクコースター2枚を張り合わせて作りました
手術 終了です!!


ばんざーーーい 出来たよ!!  






さて...退院後・・・・








シェーがしてみたいと姫が仰られましたが お身体の構造上 おみ足が横には動かせませんので 盆踊りみたいになっています








うちの子全員におめでとうを 言ってもらって嬉しそう 花束をもてるんです!!

歓声と拍手の音が聞えてきそう。白雪ちゃんは得意満面!といった感じですね。(穂積・談)








おうえん下さった みなさま おかげさまでわたくしこんなになりましてよ ありがと(白雪)

白雪ちゃんの こんなに穏やかなお顔 初めてです 驚きました!





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母はやっぱり強かった!
空さんのぽ〜ちゃんといい、母の愛情のなせる業は計り知れない深さです。

全てを受け止めてお迎えいただいた白雪ちゃんでしたが、
まさか、こんな風に復活させてしまうなんて!

脱帽。帽子を幾つ脱いでも足りないくらいです。

但し、とてもハードなお直しですので、「良い子は真似をしないでください」とサランさんから最後にアドバイスをいただきました(笑)。

でもすごいアイディアがいっぱい詰まってますよね。

あらゆる意味で参考になります。

サランさん、勇気をありがとうございました。
そして、貴重な体験をご披露いただき、どうもありがとうございました。